薄暗い部屋で小青柑を啜りながら黃宇軒さんの本『香港散歩學』をめくって香港のまち歩きを妄想する夜を過ごしています。書いてある文章はまったく読めないのだけど（読めたい…）、写真を眺めているだけでも十分楽しいです。観光地とはまた違う市民の暮らしの中にある場所たち、その魅力。ひょっとするとこの中には映画に登場した場所もあったりするのでしょうか……。

もちろんオタクなので「ここで俳優の陳惠敏さんに出会ったらどう切り出すか」というのを場所ごとに練ったりもしています。どえらい楽しいです。