①むかし早く成長してデカくなる木が街路樹として流行り、現在は余して困っている。
②余した結果放置され、台風とかでぶったおれて緊急召集のち倒木処理される。このへんの対個人の被害補償の経路は不明だが、官の管理する物で人が傷つくことがあってはならない発想がベース。
③街路樹の歴史が浅すぎて、日本の街路樹にふさわしい品種がいまだ手探り。災害が多くなった今は特に。
④手探りするためには植え替えたいし、剪定するより伐採して植え替えた方が金になる一面もある。たった一回剪定するだけだと、どの種類もストレスで翌年かえって芽吹き、隣家に葉が触れるといった理由で苦情がきたりする。あと「落ち葉がいっぱい家に入って困る」とかいうカスの理由もあったっけ。だからたとえ毎年剪定したとしても強く切るの繰り返し。
④デカい車が第一優先の街の作り方が木に適応していない。ナントカ基準法によって歩道は2.5m、車道は4.5mより下に枝は張れず、木はいつも「道路のついで」の状態。そんな狭いところで都合よく育つわけがないので、そのナントカ基準法をほじってみたい。
海外ではバカデカの街路樹が悠々と街に溶け込んでいる景色があるっぽくてメッチャかっこいいけどそういう木から枯れ枝(太ももくらいの太さで3mとか)が落下したらどうやって補償してるんだろーな
とにかく木のことを「モノ」としかおもってないんだよ。勝手に成長して枝葉しげらせて視界を妨害して車や外壁に接触して落葉で地面をよごす「やっかいなモノ」あつかいなんですよ、法律上と街設計の認知が……だから「新しく植えるからいいじゃん」とかいうわけ。これペットだったら話たちまち変わるんやけど、品種同じなら犬取り替えてもいいわけじゃないだろが〜