指導法の授業、指導案をレポート課題にするのをやめようと思う。別に提出物に不満があるわけじゃなくて(むしろ反対)、授業のあり方として最善ではないと思い始めたので。

はじめの勤務校で課題を指導案にしたのは、模擬授業の内容をもう一度振り返ってほしかったのと、せめて指導案の最低限の書き方は憶えて実習に行ってほしかったから。でもそうするとこちらの意識も「どう指導案をよりよいものにするか」という短期的なものになっていた気がする。

今期は直すべきところに気づいてほしくて、検討会のあとにそれとは別に改善点をピックアップすることもあった。でもそれだと検討会の意味ないよねえ。最後に教員が「正解」を言ってしまうんだもの。

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模擬授業で育てるべきことを「自分の授業をメタ的に振り返る力」とか「授業というようわからん場を見る力」とか、あるいは「なんかわからんけど授業って面白いなって関心」に置くのだとしたら、指導案という厳格なアウトプットを求めるのはそれに反すると思い始めた。

来期は試しに「授業中に教師の意図と子どもの意図のずれを感じたところと、その原因」を考察するレポートを書いてもらおう。改善案はあってもなくてもいい(的確に書いてあれば加点だけど、必須とはしない)

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