今朝見た夢。わたしにはお気に入りの豆皿があった。小さい頃、近所のマダムが陶芸を始めて、絵付けの練習だかで波線を描いただけのものを見せてもらって、気に入ってもらってきたもの。欠けもせず何年も使っていたが、家の大人から、もう捨てなさいといわれる。悲しく思いながら手に取ると、豆皿から鉛筆で描いたみたいな小さな手が出てきてわたしにしがみついてきた。豆皿はわあわあ泣いていた。わたしと豆皿は旅に出て、二人(?)で協力して強い敵を倒した。その闘いで豆皿はひどく傷つき、自分にはもう力が残っていない、ここに置いていけといったきり黙ってしまった。わたしは豆皿を手に取り胸に押し当てた。豆皿が生きているのを感じた。