『無名』感想メモ③
3回目:立川シネマシティ シネマ・ワン
(f-studioだったので、スクリーンの大きさを期待)
鏡に映る姿が多いよね?鏡の意味は、虚像ってことなんだろう、そして発せられない心の中の言葉
何が真実で何が嘘か、誰が味方で誰が敵か
あの時代はなんだったのか
この時代特有の、日本軍もそうだったように熱に浮かされたようにそれぞれの活動に突き進んでいく様子がやっぱり重いな、、、
3回見たいまでの、冒頭の三つのシーンの自分解釈
・座ってる何(フー)、「我々の話をしよう」
・香港のカフェで陳小姐に届けられたコーヒー、「潜伏期間は終わった」
・ネクタイを選びなおす葉、「さぁ始めようか」
口に出す言葉は武器だから、心の中の言葉は音楽で表現されてるのかも
脳内で彼らのセリフが聞こえてくる感じ
葉の感情が爆発するシーンは、いつみてもしんどいし、セリフがなくても、彼の悲痛な心の叫び声が聞こえる
ジャンが寝返ったあたりの時系列がすっきり
「従兄」が文字通りの言葉なのかちょっとまだ謎
でも
時系列とかもうどうでもよくなるぐらい
わからない部分をわからないまま見て、程耳監督の世界の余韻を楽しむのもありだな
汪兆銘傀儡政権と租界でのスパイ合戦とだけ知ってれば初見でもいけますな