20歳を過ぎた頃、本当に本当にどうしようもなく辛かった時にさユりちゃんの「バースデーソング」をヘッドホンで大音量で聞きながらうずくまって泣いてた。
どんなに辛くても苦しくても「死にたい」「生まれたくなかった」なんて家族には言えなかった。でも、あの当時の自分が出せるSOSはそれしかなかった。
そんな自分の代わりに「死にたい」と「生きたい」を歌い続けてくれたのがさユりちゃんだった。あの時言葉にできなかった気持ちを代わりに叫んでくれてありがとう。
「アンハッピーバースデー」を送ってくれてありがとう。
「生きていて」と、「死なないで」と叫んでくれて、本当にありがとう。
あなたが願ってくれたから、あなたの愛があったから、今の自分があると思ってる。
さユりちゃんがいなくなってしまったことはとても寂しい。もっとあなたの歌が聞きたかった。もっとずっと生きていてほしかった。悔しくて涙が止まらない。
さユりちゃんがいなくなってしまったこの世界はとても寂しい。でも生きていこうと思う。
いつかまた「死にたい」と「生きたい」の間で迷うこともあるかもしれない。でもきっと大丈夫。さユりちゃんの歌というお守りがあるから。
生まれてきてくれて本当にありがとう。ずっとずっとずっと大好きです。
どうか安らかにお眠りください。