八正道の一、正見
物事をありのままに見るべし
諸行無常。変わらぬものはない
また、因果の道理は自分のしたことをそのまま示す。これもありのままに見据えるのだ
八正道の初めにして、これが最も難しい
仏の道は長い… まず自分をありのままに見つめるべし
八正道のニ、正思惟
正しい考え、正しい意志を持つべし
自分の煩悩を発見し、欲や怒りや恨み妬みから離れよ
自身の三毒と向かい合い、認めることで、始めて正しい意志を持つことができる
苦楽共に強い世の中である
極端な考え方では、人生最後までつとまらぬ
中道で考えるべし
八正道の三、正語
正しい言葉を使うべし
四大悪口雑言
綺語 …心にも思ってないお世辞
両舌 …あの人にはこう言う、この人にはこう言う二枚舌
悪口 …SNSでよく流行る誹謗中傷
妄語 …SNSの悪い業者の得意な嘘
優しい言葉を自分が使い、自ら人に温かくするべし
八正道の四、正業
正しい行いをするべし
生き物への無為な殺生
少しはいいだろうと思って人のものを盗む
欲望のままにまぐわう邪淫
これらをやらないのは当たり前のことだと思うだろうが、人は意識していないと忘れて、悪いことをしてしまう生き物だ
業とは行いのことだ
悪いことはするな