シャワーのあと、朝食の席でオットにおはようも言わずにシャワー中に思いついた事を数ページ、猛スピードでメモした。
「忘れちゃうと困るからちょっと待って」と言って書いていて。
書き終わった時、オットに
「毎日3、4回シャワーすればアイデアがいっぱい湧くんじゃない?」と言われた。

そうかな?
アイデアいっぱいになる前にふやけそう。

その後はメモ魔だったと聞く福井先生の話になって、凄い人はすごいメモの取り方と活用の仕方をしたんだろうね、などと夫婦で言い合っていた。

福井先生とは、福井謙一先生のことです。フロンティア軌道理論の。

うろ覚えなのですが、福井先生は「覚えてるアイデアなんて大したことない」という意味のことを言ってらして、至る所にメモ帳完備されていたとか…。

本当に煌めくアイデアとは、ふっと表れ、ふっと消えていくのかもしれない。
急いでつかまえないと。

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今朝のオットとのメモの話は、カード作り、カード整理が食後から就寝前までの日課だったドイツの学者さんの話に発展。

その先生は、アカデミアに入る前は趣味で読んだ本などの情報を自分の考えも含めてカードにまとめて分類整理されていたそうで。ある日、ふとした事から大学で研究者か教員(同じ??)のポストを打診され、「でも正式採用されるには博士号が必要なので、取らないか?」と言われて、一年半ほど(驚異的な速さ!)でビシッと博士論文を書き上げて学位を取られたとか。カード整理の技があったからこそ!のエピソード。

この先生の手法は本にもなっています。PCのなかった時代の話ですが、今でも使えるやり方だと思う。ただ最初の情報を自らまとめていくのが実は一番大変なのでは?と思って、すごい人達はそういった初期の行程を惜しまずに、積み上げて行くのだなあ、と思い尊敬の念がわきました。

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