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「占領地のユダヤ人の多くが英米蘭の敵国人であり、財産や資産を失ったものの、待遇はおおむね国際基準に沿い、日本政府、日本人の態度は公平で人道的だった。」
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こういう論調っていつも疑問なんだよね。

私も北米のユダヤ系の老人ホームにボランティアに行って、直接迫害されて逃げてきた老人から話も聞いたことがある。

たしかに杉原千畝の話は展示されていたので、そういう外務省の動きはあっただろうと思う。

けどさ、ユダヤ人を助けたからと言って、日本政府がこの大戦全体で人道的だったかどうか疑問。

立派だったのは、ビザを出した外交官だよ。軍人じゃない。

満洲国でユダヤ人と友好と言っても、そこは侵略した場所。
侵略された国の人たちの土地を取り上げた状態だからね。

日本軍は、ユダヤ人以外のアジア人には決して人道的とは言い難い。同胞である沖縄でさえ、現地の人を捨て石にしてしまった。

こういう大きな事実を直視した上で、はじめてこういうことは言えるんだよね。

日本軍の横暴さをなかったことにして、こういう美談ばかりクローズアップするのはまじで恥ずかしい。

だいたい、こういうことは感謝しているというユダヤ人がいうことだよ。
日本人自らいうことじゃない。

news.yahoo.co.jp/articles/006e

@marizo 政府の命令を無視して多くのユダヤ人を救った杉浦千畝が戦後日本でどんな扱いを受けたか、知らないんでしょうね…

杉原千畝  (Chiune Sugihara) は自分の判断で外務省に背いてビザを発行したので,日本ではずっと冷遇かつ無視されていました.僕が 1980年台にドイツで彼の記事を読んだときには (der Spiegel に載った記事だったのだと思うのですが ...),日本では彼のことをほとんど誰も知らなかったと思います.もし日本が偉かったとしたら,それは,彼が,あからさまには,売国奴/犯罪者扱いにされなかったことではあるかもしれませんが,国として日本が人道的だったかどうかとは関係ないでしょう.

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