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映画『PERFECT DAYS』の感想的な。ほぼネタバレ 

よかった。人生の終盤に差し掛かった男のひとり暮らし。住まいは古い長屋だが、きちんと掃除しているから清潔で、装飾などはほとんどないけれど、本棚にはたくさんの本とカセットテープ。本はいささか本棚からはみ出している。渋い。この本棚のある部屋がメインの居住スペースで、隣の部屋は寺から苗をもらってきた小さな楓など育てている植物スペース。一階は物置と洗面台。風呂はないようだが、近所の銭湯に通っている。仕事は早朝から昼過ぎで、仕事の後に銭湯に行くと一番風呂。浅草の地下街に行きつけの安居酒屋があって、晩酌はそこ。休日はコインランドリーに行って、古本屋で百円の文庫を一冊購入。休日の行きつけの庶民的な小料理屋で、美人女将がお客のギターで歌を披露する。最高じゃないか。
男の仕事は公衆トイレの清掃なのだが、白い便器や洗面台をピカピカに磨き上げる仕事ぶりに癒される。

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