映画館へ。
体調があまりよくなく、途中でやっぱり無理だったかもと思いつつ、なんとか最後まで観た。
主人公に人生における大切な何かを教えるために、病気にさせられたり、命を落とさせられたりする運命を強いられてしまった人々の役割について、最近よく考える。
自分だったら物語に反抗して外に逃げるだろうな。
でも、自分も、物語を作る側の人間なんだと思う。
〝物語ることで架空の人物に不幸を強いることの加害性〟について、『源氏物語』の作者の紫式部を使って描いたのが、刀ステの新作『禺伝 矛盾源氏物語』なんだよな…