台湾では民進党(与党)に異変、主に台北市長選挙の敗北責任を取って蔡英文が辞任するとの由。そしてその台北市長に当選したのがかの蒋介石曾孫(血統的には怪しいとのお説もありだがそこは今触れない)。
大陸はしにーざぷーが終身主席になることが定まりあちこち国際会議に顔出しまくっている間にデモ。
香港はらむちぇん政権からピカチュウ(李家超の音が広東語のピカチュウ=比卡超に似ているのでそう呼ばれる)政権に代が替わり、目下その大陸様へ120%の忖度をし疾走するもお若いひとや働き盛りの移民が止まらない、カネが逃げる、国際金融都市の地位危うし!ってので漸くゼロコロナ(清零)から離脱しようとしている。どうやって大陸様を怒らせないように西洋経済圏のおカネと折り合いをつけるかソフトランディングを模索し続けているが、さて。
いつもなら(!)、だいたい公安出て来て徹底的にデモ参加者を総ざらいして拘束し倒して絞り倒して終わる(ものすごい雑な説明w)けれど、今回はまだ清零体制だ、PRCはどうするつもりだろう。
実際広州某南部エリアの同僚たち(デモの起きた場所ではない)でさえも、交通機関全部止まっていて、自分の住まいがロックダウンを免れているとしても出勤すらできない状況だ。
そもそも世界中にCOVID-19で全面的にダメージ喰らわせた発生源はこの中国大陸だ。ウィルス発生自体は誰のせいでもないが、最初にPRC体制下で隠蔽されたから世界的大惨事になったわけで。そして3年経ち、中国を除いた世界はほぼ抗疫方面において通常モードに戻りつつあるのに、自分達は科学的根拠ではなく最早権力の道具、権力側のメンツをキープする方便としてゼロコロナ路線を止められずにいると言っていい。
それにしても3年経ってブーメランになって自分達に返ってきていると考えると、ねえ。
ともあれこれ以上傷つかなくてよい人たちが傷ついたり自由を奪われたりしないで済みますように。