まめ書房にて角萬漆器さんの漆器を取扱うにあたり、改めて沖縄の漆について学びたいと思い、紐解いた本がごちら『図説 琉球の伝統工芸』(2002刊)。
焼き物・染織・漆器など、沖縄を代表的する工芸品についての詳しい解説に、沢山の美しい写真も添えられた、入門者にぴったりの一冊です。
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(続き)→ 王朝時代は明の皇帝や江戸の将軍への重要な献上品でもあり、約600年の歴史と伝統を持つ琉球漆器。
沖縄の高温多湿な気候が漆の自然乾燥に適しており、螺鈿(らでん)・沈金・堆錦(ついきん)などの高度な技法が発展した事から、他には無い美しい漆器が生まれたのだそう。
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本書では他にも、陶器や紅型・芭蕉布から金細工・琉球ガラス・クバ笠や芭蕉紙まで、幅広い品目を取り上げて解説。
その特徴・製造工程・歴史などを学ぶことができます。
工芸品は手に取り、直に見る事が一番ですが、こうした技術や背景を知れば、いっそうその素晴らしさが味わえるでしょう。

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