(続き)→ 本書では、サージュン(軍曹)・ゴーブレーキ(怠ける/休憩する)・スターケー(営倉/刑務所)・PW(捕虜)…など、捕虜収容所や米軍基地での作業を通じて沖縄に広まった単語や言い回し、ジョークなど、約40語を収録・解説。
もちろん、書名の由来となったユニークなエピソードも書かれています。
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食糧も物資も極端に乏しく、モービル(クルマのオイル)を天ぷら油に使わざるを得ないような厳しい暮らし。
想像を絶する苦労の中で米兵らとコミュニケーションを取り、仕事や商売をして命を繋いできた沖縄の人々の足跡が、これらの言葉から浮かび上がります。