(続き)→ ゲルニカ・南京・アウシュビッツなどの事例を紐解き、なぜ軍隊が子どもを含めた市民を大量殺害したのか、その背景や構造を論考。
沖縄戦にも一章を割き、日本軍による住民への様々な加害・殺戮にスポットを当てて解説しています。
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“手頃な悪者を特定・糾弾するのではなく、殺戮を引き起こした軍隊の「合理性」や、その根底にある価値判断の優先順位=思考の土台まで掘り進むべき”と著者・山崎雅弘氏。
私達がその歪んだ優先順位思考を自覚も反省もしてこなかった事こそ、日本から沖縄への加害が今も続く遠因と思えてなりません。