沖縄の作家・崎山多美氏の最新作『石の声は聴こえるか』(2024刊)、入荷しました。
崎山氏は1954年西表島生まれ、現在は沖縄市在住。
これまで『ゆらてぃく ゆりてぃく』(2003刊)など6冊の小説集と2冊のエッセイ集を上梓。
3冊目のエッセイ集となる本作は、2003年〜21年に発表した文章を収録。
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(続き)→ エッセイのテーマは、その時々の社会情勢から、身近な出来事まで。
基地問題やコロナ禍が俎上に上がる一方、家族友人との関わりや西表での幼少期の体験、復帰前から縁のあるコザへの想いなども。
また”沖縄の言葉で小説を書く事”への論考もあり、氏の小説を読み解く手がかりにも。
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読みやすい文体で時にユーモアも交えながら、鋭い視点と深い思索でテーマが掘り下げられ、読者に気づきを与え内省を促してくれます。
なお、崎山氏の小説『うんじゅが、ナサキ』(2016刊)も併せて入荷。
言葉がリズミカルに跳ね、イメージが湧き上がる氏の小説にも、ぜひ触れてください。 [添付: 6 枚の画像]

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