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昨夜放映された『NHKスペシャル“最後の1人を殺すまで”〜サイパン戦 発掘・米軍録音記録〜』は、サイパン戦の実態を米兵の証言から掘り起こす番組でした。
沖縄出身者を多く含む住民2万人のうち約1万人が(また先住民1千人が)死んだサイパン戦。
その関連書籍を2つご紹介します。
(続く)→


(続き)→ ①『サイパンの戦い』(1980刊)は、米軍が撮影した膨大な戦場写真と、自身もサイパン戦に従軍した加賀学氏による解説で構成。
島の各所での戦闘の経緯、日米両軍の作戦、住民が置かれた状況などが詳しく書かれ、写真には海岸を埋め尽くす日本兵の遺体や血まみれの母子の遺体など、酸鼻を極める光景が。
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②『沖縄戦新聞』(2005刊)は、当時の出来事を現代の視点と資料に基づき記事化した新聞。
第1号で「サイパン陥落」を報じています。
住民を追込んだ玉砕命令や強制集団死、また先住民族への同化政策なども解説。
民間人の命も尊厳も徹底して軽んじる軍の冷酷さが、ハッキリと見えてきます。 [添付: 6 枚の画像]

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