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沖縄の旧盆の最終日といえば、ご先祖様を見送る踊り「エイサー」。
念仏踊りがルーツとされ、力強い太鼓と勇壮な演舞で人気を呼ぶエイサーは、地域ごとの特色を大切にしながら現代まで伝わってきました。
そんなエイサーの”歴史と現在”を学べる本がこちら、『エイサー360度』(1998刊)です。
(続く)→

(続き)→ 本書第1章では、エイサーの発祥と伝播、踊りの形態・楽曲・衣装等の分類、戦後のエイサーの変容と展開…などを解説。
第2〜4章にかけては、各地のエイサーの歴史や現状をさらに詳しく紹介。
そのエリアは沖縄市を中心として沖縄島各地・奄美・宮古・八重山、さらに県外や海外までと広範囲。
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第5章には、各地の青年会長や有識者による寄稿と対談を掲載。
エイサーへの想いや、未来に向けての提言が熱く語られます。
研究者による論考から40名ものスタッフが調査した取材記事まで、ここまでエイサーについて深く掘り下げた書籍は、他に類を見ません。
エイサーへの愛に溢れる労作です。

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