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東日本大震災から13年。
あの日の地震と津波の猛威は、忘れようがありません。
琉球王朝時代の昔には、八重山・宮古諸島でも津波による甚大な被害がありました。
1771年4月24日、後に「明和の大津波」と呼ばれる津波が島々を襲い、死者・行方不明者は1万1千〜2千人にのぼるとも。
(続く)→


→ 石垣島には、この津波にまつわる伝説があります。
“ある日漁師の網に人魚(ジュゴン)がかかり、命乞いするので助けてやると、お礼に「明日大きな津波が来るので山に逃げなさい」と教えてくれた。
これを信じた漁師の村の人々は避難し助かったが、信じなかった他の村は津波に呑まれた”というもの。
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危険な状況下で心に正常性バイアスがかかると、大丈夫と思い込んで避難が遅れるそう。
この民話も「避難を促されたら疑わず逃げなさい」との教訓を伝えたかったのではないでしょうか。
災害の経験を後世に残そうとした、先人の意思。
私達も過去から学び、未来に伝える努力を続けねばと思います。

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