→ 特集冒頭では、評論家・伊達政保氏が
”ヤマトによる沖縄収奪の歴史を抜きに、沖縄を考える事はできない”
”沖縄は日本にあらゆるサービスを提供する国外植民地だ”
“沖縄の音楽をエキゾチズムとして取り入れるのは文化的植民地収奪である”
と、当時の沖縄/ワールドミュージックブームを鋭く批判。
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続いて原田尊志氏が、普久原朝喜・前川朝昭など、渋すぎる?レジェンドの名盤を紹介。
そして当時40代の喜納昌吉/照屋林賢インタビューでは、沖縄音楽との向き合い方や、日本の音楽業界への批判が。
90年代の沖縄ブーム直前、すでにそこに潜む植民地主義を見抜いていた同誌の慧眼、さすがです。