ウルトラセブンを苦しめたロボット怪獣「キングジョー」。
その名の由来は、沖縄姓「金城」だとご存知ですか?
命名は沖縄出身の脚本家、金城哲夫氏。
氏こそが、ウルトラマンのコンセプトを考案し、初期ウルトラシリーズのチーフライターを務めた”ウルトラマンの父”です。
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「金城哲夫 ウルトラマン島唄」は、金城氏のTV界での活躍、沖縄への突然の帰郷、そして夭逝までの、波乱の生涯を追う伝記。
希少本ですが、幸運にも入荷できました。
著者の上原正三氏も沖縄出身の脚本家で、共にウルトラシリーズを支え、戦隊ヒーローやロボットアニメなども手掛けた名手です。
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本書では、ウルトラマンの誕生秘話や円谷プロとの涙の別れ、帰郷後のアイデンティティの葛藤などを克明に描写。
また氏が幼い頃体験した沖縄戦も、母・鶴子の手記から再現。
沖縄と日本の掛け橋となる事を夢見た金城氏。
これはその希望と絶望を鮮烈に描いた、同志・上原氏による鎮魂の書です。
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