ウクライナやパレスチナで多くの住民が殺戮される事態に、非人道的だとの声が上がるのは当然でしょう。
しかし沖縄戦を振り返れば、戦争の現場で軍隊にルールや人道など期待できない事、巻き込まれる住民にとって敵軍だけでなく友軍も恐ろしい加害者となる事は、明白です。
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10代半ばの少年がスパイや特攻をさせられた鉄血勤皇隊・護郷隊。
3600人もの住民が死んだ、強制疎開によるマラリア禍。
住民を殴って食料を奪い、壕を追い出し、スパイの濡れ衣で斬殺した日本軍。
農民に偽装した日本兵や、女性や子どもからのゲリラ攻撃に怯え、捕虜にすべき住民まで殺した米軍。
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沖縄戦や戦後の米軍統治から現在まで、沖縄の人々がどれほど生命・財産を奪われ、人権を踏みにじられ、非人道的に扱われてきたか。
海外の戦争のみならず、私達には沖縄という見つめるべき対象がすぐそばにあるというのに、いつまで目を逸らし続けるのでしょうか。
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