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琉球王朝時代から沖縄で親しまれてきた花「ツバキ」。
首里の王族・士族らも盛んに庭園に植え、愛でたのだとか。
こちら「琉球王朝から続く沖縄のツバキ文化」は、そんなツバキを切り口に、沖縄の歴史を辿るユニークな一冊です。
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色も形も様々な沖縄のツバキの品種や特徴、ツバキにまつわる歴史上のエピソードなどを紹介。
また紅型や漆器に描かれたツバキ文様、琉球舞踊とツバキの関わり、歴史的建造物に施されたツバキの装飾…など、工芸品や建築デザインとの関わりも詳しく解説。
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またツバキの実から油を絞り、食用・髪油・ランプの燃料・織物の糸の毛羽立ち防止などに用いたという「椿油」の調査報告も、興味深い内容。
ツバキという花自体の魅力はもちろん、ツバキを通す事で見えてくる、沖縄の伝統文化の奥深さに、ただただ驚くばかりです。
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