オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録① 

滞在1日目
アムステルダム・スキポール空港に到着、鉄道でユトレヒトに移動。つかれたのでホテルでマイクラして寝る。

滞在2日目
ユトレヒトの「ミッフィー美術館(Nijntje Museum)」へ。日本人にも人気のある施設のようで、館内には日本語表記もありました。メインターゲット層が3~6歳の未就学児童なので、6歳サンが楽しめる展示がたくさん。すべてのコーナーに教育的目的についての記載(どんな目的の展示か?どんな能力が伸ばせるか?)があり、日本の施設ではなかなか見ない展示でした。世界各国のこどもたちがわちゃわちゃ遊んでいたのがとても良かった。ことばは通じないながら、やらかすことは万国共通なので、親は「お互い様ですね~」って顔で見守っていた。
ホテルまでの帰路で「ドム塔」に立ち寄り、内部を見学しました。ヨーロッパ、中世の建造物が実用に耐える状態で平気な顔で点在しているので凄い。
ディック・ブルーナ氏が好きだったというお菓子屋さん(Theo Blom)で、チョコレートとクッキー缶を購入。ほかにもケーキ屋チョコレートが並んでどれもとてもおいしそうだった。割れちゃったクッキーをおまけしてくれて嬉しかったです。

オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録② 

滞在3日目
アムステルダムの「ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)」に行く。ゴッホのこと、ほとんど何も知らんかったけど、オーディオガイド(日本語もある)借りて観て回って大変勉強になりました。一応、子供用の絵画絵本で絵画のおべんきょうをしているところだったので、ミレー(「落穂拾い」「晩鐘」など)に影響を受けているらしいとしってへぇ~とおもった。ただ、ゴッホの絵からはミレーの絵にはあった政治的主張というか問題意識みたいなものが薄くなっている気がした。詳しい人教えてほしい。
広場のクリスマスマーケットでスケートに挑戦。私は経験があるものの、オットーと6歳サンははじめて。ヨーロッパのスケートは椅子を持って滑るのが定番?らしく、あちこちに転がってる椅子を握りしめてヨタヨタ歩きからはじめた。一時間半くらい滑り、6歳サンがめちゃくちゃ上手になっていた。地元のこどもたちがやばい速度で滑っており凄かった。

オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録③ 

【ユトレヒト箇条書き】
・自転車文化。歩道と隣接の自転車専用道路を信じられない速度でびゅんびゅん走ってるのでぼんやりしてると轢かれそうになる(なった)
・スーパーのいちごミルクがウメェ!チーズもウメェ!とにかく乳製品が軒並み美味い!
・生野菜は味が薄い
・スーパーで見つけたもの→出前一丁、キューピーマヨネーズ、寿司キット(酢飯が炊けると思われる)、スキヤキソース(なんだそれ?)
・自家用車のバックドアからクリスマスツリー(※生木)がはみ出したまま走っていた。あとで聞いた話によると、もみの木専用の農場があって12年かけてツリーを育てるらしい。ツリーは毎年買い換えて年明け6日頃に広場に集めて燃やす。海外のクリスマスツリーは七夕の短冊とか鏡餅とかとおなじポジションっぽい。クリスマスツリーのお焚き上げはちょっと見てみたい。
・トンチキ日本料理屋がとても多い。札幌豚骨ラーメンの店があった。札幌で豚骨?
・皆とても親切。6歳サンが電車乗るのをサポートしてくれるり、カバンのチャックが開いてるのをわざわざ声かけて教えてくれるし、電車の席を代わってくれるし、困ってたら「OK?」て聞いてくれて、すごく助かったし心強かった。ありがとう。

オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録④ 

滞在4日目
ICE(ドイツの高速鉄道)を利用してケルンへ移動。6歳サンが疲れて限界だったので食事処を探して開店まで待つ。ガイド本に載っていた「Brauhaus Sion」でピザとソーセージとニシンの料理をいただく。お店の人に「シェアするくらいのサイズはある?」と聞いたら「ないない、小さいよ!」って言われたので三人前頼んだら、顔が隠れる位デッケー皿に山盛りでてきたので、海外の「小さいよ!」はマジでアテにならんわとおもった。お料理はめちゃくちゃ美味しかったです。
ホテルではなく市街地からちょっと離れたアパートメントを借りたので食事は基本的に自分で調達する。ドイツ最大手のスーパー「REWE」が近くにあったので、野菜とか肉とかパンとか買って料理しました。基本的に毎日ソーセージとパンの食事だったけど本当に飽きない。ソーセージは軽く茹でてから焼き目を付けると、皮から「カリッ」て音がするんですよ。めちゃくちゃ美味しい。スーパーでカリーブルスト(ソーセージにカレー味のソースをたっぷりかけた軽食)用のケチャップが売っていたのでお土産に山ほど買い込んだら、帰路でスーツケースが重量制限にひっかかり焦った。空港のおにいちゃんがおまけして載せてくれてよかった。

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オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録⑤ 

滞在5日目
ケルン大聖堂の内部を見学。規模が違うでかさ。すごい。帰路でケルン内のマーケットを散策して雑貨を買い漁る。街中に楽団がいて、日本でも馴染み深い誰もが知ってる曲を演奏しているので、6歳サンと「ジングルベル」を歌いながら歩いた。道を歩く大人がサンタの帽子やトナカイのカチューシャをつけて歩いていた。海外のクリスマスは日本より断然浮かれポンチでとても良い。サンタのお人形と天使のオーナメントを購入。あとグリューワイン用のカップも手に入れた。マーケットごとにデザインが違っていてどれもとてもかわいい。

滞在6日目
今日は日曜日。ほぼすべてのスーパーや施設が閉店する。開いているのはクリスマスマーケットと観光用の施設くらいなのもので、今日はリンツの「チョコレート博物館(Chocolate Museum)」に向かう。カカオの成長~収穫~加工の過程をかなり詳細に教えてくれておもしろかったし勉強になった。プランテーションの歴史や今も続く児童労働の問題にも触れられていて偉かった……とはおもうものの、奴隷労働についてはもうちょっと突っ込んだ内容でもよかった気がする。児童労働みたいな、誰もが「そりゃダメだ」って思いやすい内容に焦点が当たっていたような。

オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録⑥ 

滞在7日目
いろいろあってオットーの知人にアウトバーンを走ってフランクフルト空港まで送ってもらうことになった。速度制限無しは一部区間のみで、多くの区間は100kmや120kmの制限がある。GPSで車の位置を把握して自動で制限がかけられているらしい。ハイテク。制限区間をぬけるとものの10秒くらいで自足180kmまで加速してトラックの横をビュンビュン走るので気分はハリウッドスターだった。楽しかった。

【ドイツ箇条書き】
・こどもを乗せる自転車が発達している。カゴを押すタイプ。中で身動きできて良いなとおもったがデカいので日本では使えなさそう。
・トンチキ日本料理の店は少なめ
・スーパーにはカリフォルニアロールやサーモン寿司、ベトナムやインドのメニューが並んでいた
・ボードゲームの専門店が多い
・道を譲るなど、ちょっとしたことですぐ「thank you」と言ってくれるので嬉しい
・すごくたくさんの人が6歳サンを見てニコ~ッとしてくれた。「So Cute!」と声をかけてくれた人もいた。相手が酔ってたかもしれない&アジア人の黒髪女児が珍しかったのかもしれないが。
・総じてとても親切。ユトレヒトのほうが人懐っこい感じで、ケルンは颯爽と助けてくれる印象。

オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録(おまけ) 

持って行って便利だった道具。

●100均で購入した200円の折り畳み踏み台
もともとはビックサイトのイベント参加時の待ち時間に座るために私が購入していたもの。ヨーロッパはすべての家具の背が高いので身長160cm未満だと手が届かない。室内だけでなく、美術館のロッカーに荷物を預ける際にも便利だった。

●キッチンバサミ
アパートメントに調理器具はあると聞いていたものの、念のため100均でハサミを買っておいたところ、ソーセージをぶった切ったりパンを捌いたりするのにめちゃくちゃ役に立った。栓抜き付きでとてもよかった。

●インスタント味噌汁
外が寒いので、お部屋で温かいものを飲めるととてもホッとした。

●6歳用遊び道具→Switch、Netflix、色鉛筆、私のパソコン(surface)
無印良品の60色色鉛筆を10本くらい選抜して、IKEAのお道具箱に詰めてオリジナルパレットを作り持って行った。街中どこでもノベルティに塗り絵を配っているのでものすごく役に立った。
Netflixでちいかわ全24話をダウンロードしておいたら繰り返し観ていた。私のPCでいつも見ているYoutubeを観られたのもよかった。

オランダ・ユトレヒト~ドイツ・ケルン旅の記録(余談) 

新婚旅行にはじめて冬のドイツに行ってとても素敵だったので、「またクリスマスマーケットに行きたいね~!」と話をしていたんだけど、コロナがあってずっと行けず、子が就学すると旅行しにくくなるのもあって、今年は長期旅行のラストチャンスだった。行けてよかった。

ちなみに、6歳サンをつれて長期旅行するにあたって、
 3歳 箱根(1泊)
 4歳 北海道(2泊)
 5歳 台湾(3泊)
と、旅を重ねて徐々に距離と日数を伸ばしていた。実家が大阪なのもあって飛行機や鉄道の移動にはかなり慣れてる方ではある。

「英語だけの環境」はけっこうストレスだったようなので、もうちょっとケアできたらよかった。でも、最初は「Thank you」しか言えなかったのが、周囲の大人の言い方を聞いて「Thank you so much」まで覚えて言えるようになり、本人にとってすごく刺激になったのだろうな、と思った。

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