『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』
著/ブレイディみかこ

日本人の著者とイギリス人の配偶者とふたりの息子が、イギリスの地方都市で暮らす風景を書いた人気エッセイ、その続編。

全然そういうテーマじゃないのは百も承知で言うと、読んでる間じゅう私はずっと「いいなぁ~~~~~~!」と思っていた。政治の話がとても身近で当たり前なのが羨ましい。住民説明会で怒声が飛ぶほど活気があって羨ましい。世の中にはびこる憎悪が日本よりずっと目に見えて分かりやすい気がする。それはそれで怖いし嫌だけれど、普段から政治の話題が身近なぶん、「いつも朗らかなおともだちのお母さんがエグい差別主義者だった」みたいなことが、日本よりも起こらなさそうな気がする。都知事選のとき、鞄に「選挙にいこう!」って紙をぶらさげてただけで露骨に軽く引かれた身としては、ため息しかでてこなかった。

は~~~~~~。
いいなぁ~~~~~~。

されど時代は進み、世界は変化しつづける、日本もまた然り。

どうしたらいいんだろうなあ~?????

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>ふたりの息子
二人の間に生まれた息子って意味です。だから読み返してから投稿しろってあれほど。

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