フォロー

『英語の路地裏 オアシスからクイーン、シェイクスピアまで歩く』
著/北村紗衣

オアシス、クイーン、パディントン、スタートレック、ジョーズ、シェイクスピア等々、歌詞や映画や戯曲で使われる英文をとりあげて文化的な意味や使われ方や文法の基本を解説してくれる本。楽しくてスイスイ読めた。関係代名詞の非制限用法と制限用法はネイティブでも間違えることがあると聞いてひと安心。いや安心してる場合ではないが。

英語でお米は「rice」だけれど、日本語だと「白米」「玄米」「冷やご飯」「銀シャリ」「握り飯」等々、状態や温度や調理方法で様々な呼び方があるのは、それだけ「お米」にまつわる文化の深度が違うから、みたいな話を聞いたことがある。同じことがもちろん英語にもあるわけで、キリスト教やシェイクスピア作品への深度は日本と全然違う。言語を学ぶってただ喋れるようになるだけじゃないんだなあと改めて思った。

図書館で借りてきて急いでガーッと読んだので、実は面白さを全然味わいきれていない。でも「英文は楽しく読めたらまずはOK」「小説を読むのも全然アリ」的なことが書いてあったので私も小説を読んでみようかな。パディントンとか。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。