『ダンジョン&ドラゴンズ』(2023)
監督/ジョナサン・ゴールドスタイン
#映画 #感想
人生ちょっとダメな感じのスットコ4人組が一発逆転を狙って裏切者から財宝を強奪しようとなんやかんやするうちに街ひとつ救う話。前評判どおりちゃんと面白かった。RPGやファンタジーのあるあるを茶化す小ネタもたくさん入っていて、ゲーム好きな人は楽しめそう。おデブすぎて飛べずコロコロ転がって攻撃してくるドラゴンが可愛かったです。
司令塔の主人公に戦闘面での特技がなくて何じゃこいつと思ってたんだけど、口達者で歌って敵をリュートで殴り倒してたので吟遊詩人だわ。あとは斧使い&黒魔導士&青魔導士とキャラも立っててよかった。聖騎士は立ってるだけでセクシーだった。
元旦那のことが忘れられない斧使いが元旦那の家を訪ねて今嫁と会うシーンが好き。従来の映画とは性別を逆転させたシーンだった。今までだと「あんな奴よりオレの方がいいのに!」って台詞があったと思う。この映画では無言で元旦那のしあわせを称えて別れていて令和を感じた。配役にも人種の配慮があってよかったし、血縁関係のない親子もでてきて色々よかった。
予備知識ゼロでご飯食べつつCM挟みながら観ても楽しめる映画だと思うので、金ローでヘビロテして令和のこどもたちの魂に刻まれてほしい。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』補足
>『ダンジョン&ドラゴンズ』
ダンジョン【ズ】&ドラゴンズでした。
>人生ちょっとダメな感じのスットコ4人組
スットコなのは3人で残る一人は一族存続のために強力しているので語弊がある。