映像は超一流で見ごたえがあるけれど、監督が自分で書いた脚本には根本的に問題がある、って作品が増えている気がする。見ごたえがあって満足感があれば評価が高くなりがちだけど、ちゃんと批判されてほしいなあ……新海誠とか細田守とか直近だと山崎貴のゴジラもそっち寄りっぽいし。特に前述アニメ監督2名についてはいままで散々批判されることを真摯に受け止めて映像方面に特化したらいいのに。ていうか受け止めろ、批判を。
映像的な面白みはあんまりないんだけど、意外とちゃんとしていて良くも悪くもひっかかりがないのが宮崎吾郎。わたしはゲド戦記の頃からゴローちゃん好きです。がんばれ。
新海&細田が提示する「僕の考えたすてきな○○(=恋愛、家族、神道、etc)」は私にとっては噴飯ものではあるけれど、批判を受けようがそんなの関係ねえつって好きなように作るならそれはそれでいいとおもう。でもあの人たちを「日本を代表する国民的作家!」みたいにもてはやすのは本当にやめてほしい。山崎貴に至ってはある程度「この客層に対してこの辺のことをやっておけば批判を受けない」ってラインを把握したうえで玉虫色の脚本書いてる節があるとおもう。全部個人の感想です。個人の感想つったら何でも許されると思うなよ(謎のキレ)