『べいびーわるきゅーれ』(2021)
監督/阪元裕吾
#映画 #感想
高校卒業と同時に同棲をはじめた殺し屋のおんなのこが、バイト探しつつゲームしつつ時々ヒトを殺してるガールズムービー。は?(は?)
ながら見するつもりでかけたのにおもしろかったので最後までわりとちゃんと見ちゃった。なんだこれ。
常にテキトーな雰囲気を醸しつつも、実はばりばりに演技できる人たちが本気の悪乗りとアドリブで繰り広げる、ネットミームと鉄板演出を逆手に取った悪乗りと社会人あるあるとおたくムーヴと関西しゃべくり漫才的な会話のテンポと時々さしはさまれる日常パートのゆるさで展開される怒涛の90分だった。は???(は???)
リコリコってこんな感じだったのかな。2話位までしか見てないんだけど。最近は女子高生が学校帰りに殺し屋やるのが流行ってるのだろうか。いや別にそんなもん今に始まったアレではないが。
特徴であり魅力のひとつのインターネットミームの多用は、一歩道を誤ればクソつまんない映画まっしぐらだったともおもうので、この映画では本当に上手な演出が為されていたとおもう。面白かったしクセになるタイプの映画なのでロングランした理由もわかる。他の監督作品も見てみたいな。