『決定版 快読シェイクスピア』
著/河合隼雄・松岡和子
#読書 #感想
お~~~~~~もしろかった!400年間も生きた物語は、人の心を鮮やかに映し出して、多彩に読み解くことができるんだな。
シェイクスピアは『リア王』の文庫本が自宅にあるのと、野田秀樹版の『真夏の夜の夢』を読んだのと、1968年の映画『ロミオとジュリエット』と、去年アトウッドの『獄中シェイクスピア劇団(テンペストのリブート)』を読んだくらいで、しかもどれも記憶がおぼろげなのだけれど、ちょっとちゃんと読みたくなった。
繰り返し語られる「シェイクスピアは女性嫌い」という説、後半のキリスト教的考え方でやっと多少理解はできたけれど、この本を読む限りはよく分からなかった。でも400年もそう言われているならそれが定説なんだろうな。