犬王 

おととい観てからまた部分的におさらいしてるんだけど、私でかい読み違えしてたな?あれ呪いが解けてたわけじゃなくて、より衆目に晒しやすい姿への作り替え=芸風のポピュラー化じゃないか 犬王も「こいつらは呪ってるわけじゃなく、より多くのものに知ってほしがってる」って言ってるじゃないか…大衆に受け入れられやすい作風に変えるってのをビジュアル化したものが姿形の変容であって、犬王はその時々の姿に合わせたステージを組んでるんだ

犬王 

だから最後の直面も「新しいお面」でしかないのや よく見たらあの直面も猿の面に似てるのよね 犬王にとってはどの姿であっても扮装や装備程度の意味しかないのかも

犬王 

そして「受け入れられやすい姿」になって芸風もより上に受け入れられやすいものになった結果、最初の尖った芸ができなくなるという 観客も最初はそこらへんの人たちとわーわー盛り上がってたのが、竜中将になると有象無象の皆さんがいなくなってプロや上流階級ばっかりになってて象徴的

犬王 

よりたくさんの人に周知して見てもらうってのは、権力者にも存在が知られて目をつけられてしまうってのと同義だからね 一般化のためには無害化が避けられない これもうどの文化・芸術も通る道なんじゃないか

犬王 

なので、衆目につかないように隠れるとか、一般向けにソフトなコンテンツやりつつ限定公開で尖ったものを残すとかみたいな「うまくやる」のが生き残りのために必要になる これができないとサクッと取り締まられてしまうのよね 

フォロー

犬王 

でも芸術家が本気出して本当に作りたいものにフォーカスしてしまうと、このへんの手加減ができなくなって大変なことになってしまう NOPEでホルストが撮影に夢中になりすぎてGジャンの餌食になったり、友有が首切られても琵琶をやめられずに亡霊になって600年京に残ったり

犬王 

徹底的に外部に漏らさないことで芸能を残すという手段としては八重山の「アカマタ・クロマタ」神事があるわね 芸術を変容させずに残す方法って究極はこういうのしかないのかもしれない

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