『植物と歩く』→『野又穫 continuum 想像の語彙』をハシゴしてきました。順番も正解だった。

『植物と歩く』はプロローグ・第1〜3章とエピローグに区画が分かれており、特に第2章の『雑草の夜』に集められた作品が好きだった。

ある作品の「人間社会と自然界を両端に捉えたときの両者のグラデーションとしての雑草」という解説文が気に入って、野又穫の展示の時も「グラデーションとしての雑草…」と反芻しながら鑑賞することになった。

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『野又穫 Continuum 想像の語彙』
現物で鑑賞した時に、額縁が窓でありその向こうに実際に巨大な建築物が存在しているような気持ちになって圧倒された。
全ての作品の前に椅子を置いて欲しい、30分眺めれるので…。

「機構」はあるのに「目的」はないというか、たとえば鉄骨の足場、水車、螺旋階段の、人類が不足を克服するために発明してきた構造や機械の「何かのためにここにある」が取り払われて、残った美しさを継ぎ接ぎして作られた神さまの廃部品工作物…みたいな。

図録(表紙2種!)迷った挙句に買ってこなかったの今後悔してます。ポストカードを飾ります。

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