時期列はペルソナ5の続きで、前にやったペルソナ5スクランブルの前の話。
アジト兼一階が喫茶店で過ごしていた怪盗団が、とある次期総理大臣候補が行方不明という報道をテレビでしていた事を期に、周りが可笑しくなり、治ったかと思えばいつの間にか外が何か可笑しいと開けると中世の様な場所が広がっていて。そこから支配している敵と戦っている革命を起こそうとしている女の子『エル』や、現実世界で行方不明になっていた若い政治家であり自分の名前と一部の記憶しか覚えてないという『春日部統志郎』と出会い、統志郎を中心にこの異世界『キングダム』の謎と統志郎の過去を紐解いていくという話。

敵が実は現実でも言いなりになっていた統志郎の婚約者や父親を、異世界を支配する神(ペルソナの世界では毎回出てくる、争いとか世間が淀んだ時に現れるリセットしに来る神)サルマエルが投影したやつで、打ち破る度に辛い過去を思い出したりして、もう話が兎に角一喜一憂のどんでん返しで毎回苦しくなった。統志郎がいつ救われるのかと。
でも最後は、実は心を守る為に生み出されたエルと共に神を倒して、現実世界でも統志郎は父親達を断ち切り、一から思い他人だった志を糧にやり直した所を観てめっちゃ嬉しくなった……。やっぱり最高だよアトラス。ありがとう。