『安徳天皇漂海記』に引き続いて『廃帝綺譚』を読み始め、最初の短編(元朝最後の皇帝トゴン・テムルの話)をふんふん読み進めて2話目に来たら冒頭から鄭和が出て来て、最後までひたすら鄭和の話だった。幸福な人生に描かれていて良かったですねの気持ち(これまでの登場人物の中で一番しあわせな人なのでは)。自分が書くとしたらこういうアプローチにはしないな、というのも強く感じたけれども…(皇統だとか主従関係を、既定事実というかブラックボックスというか、無色透明で自明の駆動装置として使うのはだいぶ異論がある)
まだ残り2編あるけど、年度末に頭をかじられてヘロヘロなので、今日はもう寝ます💤
結局最後まで読んでしまった。おやすみなさい。