📙「三宝太監西洋記」読書メモ:

体調が悪い間に馬歓の「瀛涯勝覧」の古里国(現コーリコード)の章を読み直して、ここだけで短編の二つ三つ余裕で書けそうな情報量…と唸っていた。現地の音楽にも言及あって、ひょうたんの殻で作った弦楽器があって耳傾けさせられる音律と言っているのだけれど、ヴィーナか、シタールか、タンプーラか…?と色々聴き比べたりしている。わからん。それはそれとして、「三宝太監西洋記」で古里国のこと何か書いていないかなと調べてみたら、「瀛涯勝覧」のひょうたん楽器のところなどを取り込んでいて、ほお、そう作りますかと思った。「三宝太監西洋記」の鄭元帥は「逆らうものは攻め滅ぼす!」メンタルの人なので、ここも明の大軍にびびった古里国王が宴会で一同をもてなす場面に化けてしまっているが…

(左が「瀛涯勝覧」、右が「三宝太監西洋記」の該当箇所です)

東京芸大の小泉文夫記念資料室が「アジアの音楽図鑑」という(子供向けの?)サイトを作っていることに気づいた。これはありがたい。(一時、資料室がなくなるような話があった気がするけど、無事存続しているという認識で良いのかしらん?)
geidai.ac.jp/labs/koizumi/asia

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自分的に気に入ったのは、インドのジャラタランガムという楽器です。
「水を入れた中国製のどんぶりを棒でたたく楽器」!!!
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