【今回のお話】
さて、女人国の将軍の王蓮英が攻めて来るので船団側も武将が迎え撃つが、二人が相次いで負けて捕まってしまう。王蓮英は捕らえた二人を見て「明の男はイケメンの筈なのにこの連中はブサイクだわ」と内心不満。ところが三人目の唐状元(文官ではなく武状元)が眉目秀麗ないい男なので、王蓮英は「私はこのいい男な状元と絶対に結婚してみせる!」と彼を破って捕らえると手元に置いて縷々口説くが、唐状元が「このろくでなしめ」と取り付く島もなく怒鳴るので恥じて怒り、彼を幽閉する。そこへ王蓮英が唐状元を手元に置いていることを知った女王から派遣された武将の黄鳳仙が現れ、彼を女王の監獄に連れ去る。
唐状元は同じ監獄に先に捕まった二人の武将がいるのを見て、「鄭元帥はどこにおられるか」と尋ねると相手は「南監というところにおられるらしい」と答える――
ようやく鄭和さんの行方がわかった!ので、今回はここまで。