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こないだ書いていた二次創作、書いているうちにドメ・カルコスキ監督の「トム・オブ・フィンランド」を思い出して、描き終わったら見直そうと楽しみにしていたのに配信が無くてくずおれている。同性愛が犯罪だった時代からゲイアートを描き続けたフィンランド人のイラストレーター、トム・オブ・フィンランド(本名トウコ・ラクソネン)の伝記映画。端正で地味で、燻んだ色合いと寒そうな風景が美しく、しょぼくれた感じのおっさんが限りなく魅力的な、良い北欧映画なのです。全般に抑制されていて、性愛描写も全然大したことないのに、何故かR18なのだけど。
magichour.co.jp/tomoffinland/

映画「トム・オブ・フィンランド」、多分制作も配給も観客も青少年にこそ見て欲しいと思っているのにR18指定になった経緯は、今読める記事だとこのあたりがまとまっているかしらん。当初は、2箇所にごくちょろっと性器が写ってるだけでR18ですらなく「区分対象外」(=映倫は知らぬ存ぜぬ扱いなので一般の映画館では実質上映不可)の通知をされていたとか、ほんとどこが「表現の自由」の国なのかという感じ。記事中で映倫の人が配給の人に言う「あなた方が問題提起して世論を変えてくれ」という発言、中国の検閲官のロジックと同じだし。(彼らも「我々は別に検閲したくないが世論が許さないので」が建前らしいので)

>これが18歳は見ちゃダメ?成人映画に区分された映画『トム・オブ・フィンランド』について考える(水上賢治)
news.yahoo.co.jp/expert/articl

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