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『明代中国の庭園文化』や『図像だらけの中国』ですっかりファンになってしまったクレイグ・クルナス先生が編集した『Ming China : Courts and Contacts 1400-1450』が届き、予想以上に自分のツボな論文ばかりで驚喜しているが、字が小さいし和訳メモしないと読めないし、でもフルカラーの大型本だから自炊は勿体無いしコピー機一体型の自宅のスキャナでスキャンするのもめんどくさいしどうしたら、ととりま写真を撮ってみたらOCRの精度がすごくて仰天した。最近の技術の進歩は恐ろしいな。
とは言え、ちまちま写真撮って文字に変換するのもめんどくさいので、オーバーヘッド型ブックスキャナのおすすめを眺め始めたところ。スキャン屋さんが開業できてしまう…

中国史関係の英語論文に手を出すと、拼音がわからないとどうしようもない。大昔、大学生なりし頃に履修した「東洋史学入門」的講義の期末試験で「中国の全省とその省都を地図に描け」という問題が予告されたのだが、「地名は漢字か拼音表記のみ可、カタカナは不可」(カタカナは将来君達が論文を読むに際して何の役にも立たないから、と教授に断言された)だったのがしみじみ思い出される。なお、必死で中国地図を書きまくって試験に臨んだら、当日「現代中国の文化についてあなたの考えを述べよ」という別問との選択式になっていて、別に地図描かなくても良くなっていた思い出…(結局地図描きましたが…)

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