Fedibirdの伏せ方がわかったので、先週見て来た「満江紅」(チャン・イーモウ監督)のどうしても声を大にして叫びたかった点について――
この映画では、何と、秦檜が麾下の大軍を前に、岳飛の辞世の詞「満江紅」を熱唱するという、ものすごい絵が見られます!!!…いやー、改めてこう書くと、本当にすごいものを見たのだな。だってとても正気とは思われない。
「満江紅」見終わった直後は、コメディからシリアスまでの振れ幅が大きすぎて「…お、おう…」と気圧され気味だったけど、日が経つにつれて「いい映画だったなー」という気持ちが高まってきた。いい映画だったです。一般公開されたらまた行きたい。
愛国的なネタとテーマで愛国的な感動を盛り上げつつ、権力に対する確固とした批判もあり、題材の扱い方は一筋縄ではいかぬ捻り方で、歴史創作的観点からも学ぶところがありました。