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今度グリーンゲイブルスに行くので「赤毛のアン」を読み返している。村岡花子訳はアンの気取り屋さんなところがすごく出ていて可愛いと思うんだけどいかんせん古いので知らない言葉がちょくちょく出てくる。雰囲気で読んでます。
正直「ダイアナが間違えてお酒を無茶苦茶飲んでベロベロに酔っ払う」エピソードしか覚えてなかったんだけど、その後の友との別れのシーン二人らしくてすごく素敵だし、そのことを空想家の語彙力でわんさか喋った後に「悲しくてもうすぐ死んじゃうと思う」って言うアンに「それだけ喋れるならその心配はないと思う」って冷静に返すマリラ超素敵。

アンのさぁ、気の利いたこと言った後に「気の利いた言い方でしょう?」って言うのが良いんだよなぁ。生い立ちには苦労が多いのに挫けてなくて、自己肯定感がバリバリに高くて格好良い。

マリラ!案外おっちょこちょい!いちご水の瓶は棚の二段目にない!バニラの瓶には痛み止め!アンにはそのことを言ってない!

マシュウは本当にいい人だなぁ……。「うちの子、他の子と比べてちょっと服が地味過ぎない……?」って、女の子や女の人が苦手な男性が気付けることじゃないよ。

「胡散臭い行商人を家に入れてはいけない」と言いつけられていたアン、「外で品物を見るならOK」とかいう一休さんみたいな理屈で怪しい毛染め薬買った挙句髪が不気味な緑色になっちゃってワロ。

本が古くてくしゃみが止まらん。

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