川端康成の『海の火祭』を読んだ。作者自身が失敗作とみなしてた作品らしいけど、面白かったよ。1920年代の湘南での男女の恋愛が題材で、当時の国際色豊かな湘南の様子が分かる。ただ、霊界の話とか神話の話が出てきて、それが恋愛の話とミスマッチだったかな。のちの『抒情歌』という名作に繋がるのは分かるけれども。あと新一って男が酷い奴すぎる。

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