新潟美人と花街
新潟における花街や芸妓の歴史を辿るもので、明治以前は芸妓遊女の境目が曖昧な部分があったが、明治以降ははっきりと分けた事と「新潟の女子は芸妓(遊女)になる事に夢抱いてるけど人生それだけじゃないよ~」と嘆いている当時の県令の手記があったり。
写真技術の発達で全国各地の芸妓の写真や絵葉書が売られるようになり、それによって◯◯美人という言葉が出来たのが察せられたのと、芸能人というかAKBみたいなカテゴリだったんかな当時の芸妓の皆さんと思わせるような熱気を感じた。写真使った雑誌や広告があったりしたし。
写真や絵葉書が戦時中の兵士の慰問用アイテムだったってのを知ると…うん…
芸妓や遊女始まりの新潟美人ですが、昭和40年代頃に出た雑誌で農村にいる若い女性にまで美人を探している雑誌があったりと言葉の始まりからの変化を感じる。
芸妓がいなくなってしまったの、昔のアイドルというか芸能人カテゴリだった人達から現代の芸能人が出てきた事により衰退していったのがデカいんじゃないかっていうのを薄っすらと感じた。
展示無料日という事で来たんですが、こういうのあまり見る事がないので面白かったですね。
添付画像は何かの行事で芸妓が男装していたりする浮世絵だったかな…
#展覧会
植物と共に生きる~アイヌ文化から学ぶ植物のチカラ~
県立植物園で金カム展とほぼ同時期に開催されていた、アイヌと植物に関する展示。
お馴染みの植物がアイヌ語ではどういう呼び名になっていてどう活用していたかという説明がありました。
クチャは作り直す事なくずっとそのまま置かれていたので、終わり頃に行ったら茶色くなっていたのあじわい深い。
カフェの裏手辺りにチタタプ体験場所があり、同行した家族はチタタプの事は分からないので先ずそれから説明する事になり
展示時期は温室で色んな実が育ってきていたので、そっちもとても面白かったです
ゴールデンカムイ展新潟
新津美術館はアトリウムで撮影スポット作ってくれるので、そこ楽しみだったし来てくれた人達がとても楽しんでくれてて安心した。CMの時から鶴見、月島、宇佐美をピックアップしてくれてて、アトリウムに3人並べて出してくれたのは
他の会場行ってないので比べる事は出来ないのですが広い会場で原画やアイテムなどを伸び伸び見る事が出来てよかった。
「け」の原画は先生のゲンジロちゃんへの愛が強すぎて正直怖かったです。
第一展示室の隣にあった所蔵品の絵、所蔵品の中からアイヌに関する絵を2点出してくれていてどちらも大変良いものでした。
白壁兵舎のチラシがトイレ前に貼ってあったり佐渡のパンプが置いてあったりと、聖地巡りへ手招きされているような気持ち。
一部キャラの出身地に設定されているとはいえ今まで新潟で特に何もなかったので、展のファイナルに設定されるとは思わず驚いたし、立地的に遠征の方々が大変なので申し訳なかったのですが、蓋を開けたら皆其々で楽しんでいて良かったなって。
#美術館
ヨシタケシンスケ展かもしれない
展示部屋の壁の仕切りがベニヤ板丸出しで壁紙を貼るような事がなく、今までそういう展示を美術館で見たことがなかったので逆に新鮮。
それでいて細かい部分に付箋などで解説や感想などがあり、それやちょっと隠すように置かれた展示物を探すといった宝探しのようなものや映った人の頭が変化するディスプレイが各所に設置され、顔はめパネルが幾つもあり参加型のワクワク感を引き出してくれる展示になっていました
個人的に1番印象に残ったのがアイディアスケッチで出来た壁で、人が常にいたので写真アップ出来ないですがミニバインダーのメモが大量に並んだ壁は圧巻でした。和田誠展の表紙絵ズラリを思い出させてくれる壁。
全体的に楽しいと思える展示だったので行ってよかった。
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