自分がこの1年弱見てきたロシアの国内世論の総決算的な記事だ。しかし悲観的…彼らは内側から国の体制を変えられないだろう、と。

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>>「ロシアには人々が意見を表明できる仕組みがない」

>>ロシア社会について独自の分析を続ける社会学者として知られるレフ・グドゥコフ氏は、いまのロシアの現状をそう語りました。

>>政権に批判的な姿勢を変えることなく、世論調査や分析を続けてきた独立系の世論調査機関「レバダセンター」で、所長を務めてきたグドゥコフ氏。

>>ウクライナへの軍事侵攻を続けるロシア、そしてプーチン大統領をどう見ているのか。
>>話を聞きました。

www3.nhk.or.jp/news/special/in

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自分が印象的だったフレーズ: 

>>ソビエト時代の二重思考の技能はここに由来しています。自宅の台所でなら、罵ったり思っていることを話したりできます。ですが、公の場では人々は政権が彼らに期待している通りに行動するのです。

>>人々は戦争を望んでいませんし、そもそも自身の日和見主義と体制順応主義の下で、平和に暮らしたいと思っています。

>>エリートはいま恐怖、そして抑圧によって支えられています。毎年、高官のおよそ2%が逮捕され、裁かれています。6、7年で平均2%です。つまり、ハイレベルの指導部のおよそ10%から15%が刑務所に入れられたということになります。

>>この状況に対する責任を自ら負い、状況を変える用意のある社会勢力は見当たりません。 SNSでは反対派から涙や号泣、彼らの状態に対する苦情、プーチン氏の糾弾、罵倒や憎悪が見られますが、強力な反戦活動、反対派の活動の出現につながるような具体的なものは見られません。

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