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最近読み終えた本
●アート×ジェンダー×世界
●甘いお菓子は食べません

シュリンクはずしたよ、の写真つけ忘れた…
せっかく撮ったので見て

『猫のエルは』は単行本に挿絵があるのを知っていたので、文庫だとどうなっているのかとても気になってた!

〈ご報告〉
講談社文庫のシュリンク外しちゃいました!
やっぱり手に持ったときの感覚が違う、パラパラしないでも「本を手にしている」って分かる。
やってみてよかったです!

fedibird.com/@licotta/11066620 [参照]

読み終わり
●口福のレシピ
タイトルから、料理が好きな人が読む方がおもしろいのかな、と思いきやスーパーに行くこと自体が苦行という女子が出てきて安心した。
主人公は正反対で、スーパーをすみからすみまで回らないと気が済まない女子。

料理できる人って料理できない人の気持ち分かんないよね!!!

というような内容もあるけど、おせっかいな男性が出てきたり、主人公の家柄が別口から語られたりと色々あり。
軽い口調で語られつつも下衆なところがなく、楽しく読み終えることができた。

こんばんは。
講談社文庫のシュリンクについて、色々お話を聞かせてくださいましてありがとうございました!

おかげさまで迷いがなくなったので、剥がしてみようと思います。
(噂のとおり、あまりにも剥がし難かったら一旦置きます…)

fedibird.com/@licotta/11066035 [参照]

講談社文庫が売れなさすぎてシュリンク外したいんだけど、検索してみたら「シュリンクきつすぎて毎度カバーの角が折れてる」というのを見て戦慄しています…

うちみたいな小さい店で中身が分かって買う人は少なく、何かいいものないかなって探しに来る人たちで、先日やっと1冊売れただけです。

シュリンク付きの講談社文庫を購入する方、買わずとも見かけて思うことがあった方、なんでもいいので聞きたいです。
リプライでなくとも タグをつけてくだされば拝見します。

読み終わり
●空芯手帳
「職場にキレて偽装妊娠」の帯に震える。

こんなのヤバい女かメンヘラかその両方でしょと恐る恐る読んでてみたら、物事がすごく淡々と始まってしまい驚いた。
偽装妊娠していること以外はいたって普通の、独り暮らしの働く女性の物語。
職場の人たちの態度が変わり、過剰に気にされているにも関わらず、相変わらず雑務を当たり前のように押し付けられる様は「あるある!」と共感。

それでも少しずつ月日は流れるわけで、どういう結末を迎えるんだろうと思うと手が止まらなかった。

読み終わり
●外科室
泉鏡花と有名な作家の本を手に取ってみるも、文語体が目を滑りそっと棚に戻す…自分だけじゃないはず。
挿絵があればがんばれるかなと念願のチャレンジを試みるも、ほぼ雰囲気だけで読んでしまった。

この時代は麻酔がない?のかな?手術大変だな…と思いきや、患者が麻酔を拒んでいたと後で知り「麻酔打ってないからヨシ!」と完全に答え合わせ状態。
しかし本の構成が上手くできており、一番、また一番情緒が動くシーンはゾワッとできたのがよかった。

読み終わり
●透明な夜の香り
千早茜初読。
読んでいてなんとなく小川洋子を思い出していたら、帯にその名前があることに気づき驚く。

生きているにおいのしない女性主人公と、えらく現実味のないながら超人の能力を持つ雇い主の男性、その幼馴染のちょっとヤクザみたいだけどこの中では普通の兄ちゃん。(主観です)
屋敷に訪れるゲストたちを交えながら、ちょっとずつ感情を交差させる主人公と雇い主がたまらん。好きです。

男性二人の過去話とか読みたいなと今度は裏の帯を見たら、続編があるんですか!とまた驚く。近いうちに読みたい。

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読み終わり
●栞と嘘の季節
放課後の学校図書館の乾いたにおいがする気がした。私はずっとこのにおいを嗅いでいたい。

読み終わり
●待つ
久しく太宰を摂取していないなと思って。

終始ぼんやりした話だな!というのが率直な感想だけど、「知らぬ人を待つ」という行為は「どこでもいいから遠くへ行きたい」と似たような感情なのではないか、と個人的に解釈したら腑に落ちた。

終始ぼんやりした話なのに終始かわいい女の子の挿絵があることが素晴らしい。

読み終わり
●星のカービィ 結成!カービィハンターズZの巻
カービィは感想除外するつもりだったんだけどこれは書かせて…今までで一番感動した巻。

原作ゲームはカービィ4人で敵と戦うので、小説の設定は
・カービィはプププランドと似た異世界へ
・色違いの3人のカービィと出会う
・ワドルディやメタナイトなどの顔見知りが揃っているが別人設定

カービィ4人が力を合わせて敵と勇敢に立ち向かうところや、異世界のワドルディと友情を深めるところ、元のプププランドが恋しくなるも、この世界を放っておけないジレンマ。
何度も鼻をすすってしまった。胸がぎゅってした。

つばさ文庫は毎回ワドルディがかわいい。一生懸命で切ない。いつもお菓子つくってる。ずるい。また次も書くことあったら同じこと言うかもしれない。毎回かわいい。

読み終わり
●ラビットホッピング!
少年とうさぎだ!と開いたらまさかのおねショタ
おじいちゃんのもとに預けられた主人公が、うさぎとの出会いをとおして家族と向き合ったり生の喜びに触れたりする物語。
児童文学は海外の童話やファンタジックなものを読むことが多かったので、スマホでビデオ通話したりYouTubeで情報収集している描写があって新鮮でした。

読み終わり
●融合しないブレンド
『コーヒーの絵本』という、コーヒーを気軽に淹れたくなる本が以前うちにあって。その作者とのことで手にした本。

コーヒーのことが多く書かれているわけでなく、随筆という言葉が合うし、何より作者と自分の感覚が近くて驚いた。ずっとぬるくて出られない湯船のような読み心地。
個人で店やってるといろいろ言われるけど、感覚が近い人がいてくれると、ちょっとだけ世界に居るのが安心できる。

読み終わり
●寺山修司詩集(にほんの詩集)
読書の合間に少しずつめくっていた本。
詩集は何冊も読んでいるので、さすがに憶えがあるなぁとぼんやり言葉をたどっていると、唐突に衝撃が走るような詩が見つかる。
この人はいつまで私に新鮮な経験を与え続けてくれるのだろう。

読み終わり
●刺青
短めのお話で没入感は薄くサラッと読んでしまった。
女を蠱惑的に描く比重の方が多く、ドM度は抑え目な気がする。絵がきれい。

読み終わり
●リブリアの魔女
児童書。だけど読み応えは充分。
超天才だけどだらしない魔女と勝ち気でがんばりやの魔女見習い。ふたりのテンポが絶妙で、最後まで気持ちよく読み進めることができました。

読み終わり
●電車のなかで本を読む
電車だと読書が捗る民としては手に取らざるをえなかった。
本を紹介しつつ、本を通して本と向き合っているので共感できるところや気付きがあった。

ところで『本が紹介されている本』をどれだけ読んでも、紹介本を探さないのは私だけだろうか。
色々読むうちに、潜在的に刷り込まれてよく見る作家の本を手に取っていることはありそう。

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