読み終わり
●扉をひらく哲学 岩波ジュニア文庫
哲学をなぜ勉強するのかは、先人たちの知恵を借りることができるためとよく言うけれど、しっくりきたのは『勉強するのはなんのためでしょうか』という項にあった、
「ただ、現代の私たちは、(中略)数千年分をショートカットしたうえで考えていくことができます。」
という言葉がすごい分かりやすかった。
チートじゃん。哲学はチートだった。
いろんな哲学者がこんなことを言ってますよ、というのが書かれている本なので、「学校で習った古典だなー」とはなるものの、ここから哲学を学ぶきっかけになるかは分からない。
けど、大人になって「そういえば」と思い出すかもしれない。そんな本。