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ETV特集の「汚名 沖縄密約事件 ある家族の50年」、録画を眺めた。名作。西山夫妻はすでに故人だが、妻がディレクターに残した日記を中心に、話は展開する。

密約スクープをものにした西山太吉であるが、「外務省の女性官僚を籠絡し密約の書類をゲットした記者」という男女関係のスキャンダルにすり替えられ、密約自体の問題はかすみ、西山は新聞社からおいやられて失意のうちに何十年も過ごす、という強烈な話である。ドキュメンタリーはそれを横で見続けた妻の西山啓子の日記から描き、なおかつ取材を通して長くそこに関わってきた女性のディレクター自身もドキュメンタリーの一部になっている。

この事件の本「密約」を書き、今や90を越えた澤地久枝のしごと部屋を、ディレクターが日記を携えて訪問するシーンがある。日記を手渡す一瞬、かっと見開かれる澤地の目の迫力が強烈。歴史を見据える目である。よくぞ撮ったり、と思った。

ETV特集ならでは。昨今、NHKは堕落したが、ETVにはジャーナリズムの気骨が残っている。

再放送は5月16日(木) 午前0:00〜午前1:00。
nhk.jp/p/etv21c/ts/M2ZWLQ6RQP/

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『緩募】東京都の町田市について誰が教えてください。町田市は障害福祉はどうでしょうか?それと生活保護の水際作戦キツかったりするでしょうか?

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フィルムアート社から出版される『ルール? 本——創造的に生きるためのデザイン』(菅俊一、田中みゆき、水野祐 著)に、「冗談を気軽には言わない」というタイトルで、短い文章を寄稿しています。

ポリコレルールでガチガチに縛ってくるの本当に息苦しい、気軽に冗談も言えやしない、みたいな発想って、実のところ自分を免罪してくれる確固として揺らがないルールを求めてるだけだよね、みたいな話です。

『ルール?本』は、2021年の「ルール?展」のディレクターをされた三人の方が、それをさらに発展させてルールのあり方や可能性を考えて編まれたものだそうで、三人の対談、展示された作品の解説?キャプション?を含め、多様なテクストが集められています。

まだ見本が届いたばかりでぱらっとめくってみたところなのですが、意外な重なりだの予想外の方向への展開だのがあって、興味深いです。

私が十代の頃も私含む周囲の同世代ーー特に男子の「何者かにならなければならない」という焦燥感とギラギラが狂気じみていて怖かったけど、今の若い世代がどんな殺伐とした世界を生きているのか想像もつかない

ポイ活の一環でlemon8というアプリをインストールしたらルッキズムと自己責任論と新自由主義の地獄で怖かった………

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◤◢◤ 頒布情報◢◤◢

発行
🔥🔥家父長制アンソロジー『父親の死体を棄てにいく』🔥🔥

\\\表紙公開・予約開始///

通販▷ ozabuton.base.shop/items/86006
詳細▷ c.bunfree.net/p/tokyo38/36232

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このニュースにお前ら別姓じゃなかったのかよと難癖つける輩がいそうなので一言。
選択的夫婦別姓は選択的同姓も許容している。
「夫婦と同様」 同性パートナーへの名字変更認める 名古屋家裁 | NHK www3.nhk.or.jp/news/html/20240

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これすごい😳名古屋の同性カップルが『婚姻に準じた関係』として名字を統一するための名字変更が認められたとのこと。里子を育ててるらしいのでそういう事情も考慮されたのかな。あとこのカップルは結婚の自由を全ての人に訴訟の原告でもあるとのことなので、婚姻を真摯に望む態度とかも。
ただ、結婚を望む同性カップルでも名字を統一したい意思があるかは人それぞれだし、このカップルも「関係を聞かれた時に困るから」という消極的な理由で同姓を求めているのが気になる。
選択的夫婦別姓よりも同性婚の方が先に実現するであろうことはもう明らかだけど、逆に同性婚した人が強制的に改姓することになって、それ自体が職場とかにおける予期せぬアウティングにならないかということ(特に男性カップルの場合は、男性が姓を変えるのが慣習上イレギュラーなため余計な詮索を招くおそれがある)が気になる。あと、それを嫌って同性婚を避けるカップルも出てくるんじゃないかということも。選択的夫婦別姓もものすごく重要な人権問題なのよ。
www3.nhk.or.jp/news/html/20240

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「燃ゆる女の肖像」での熱演が記憶に新しいアデル・エネルさん、過去の出演作「BPM」や「ブルーム・オブ・イエスタディ」での演技から、「この人が活動家になったら優れた活動家になるだろうな」と想像していたが、今では映画界を引退されて実際に活動家として活躍されているらしい。

それはある意味では素晴らしいことなのかもしれないが、まだ30歳代前半で映画俳優としてのキャリアの前途も洋々だったエネルさんを追い詰め絶望させた映画界は、いい加減に自浄作用を本格的に働かせるべきだと強く願う。

pepecastor.blogspot.com/2023/0

『光る君へ』は面白い…面白いからこそ、日本のドラマは蛍光灯みたいなツルツルした照明で撮るのもうやめてくれないかと思っちゃうな〜。平安時代なのに男性もドーラン塗ってるのが丸分かりなんだもの

でも『エルピス』の監督がインタビューで言ってたけどシネマカメラは高級で凄まじくお金がかかるんだよね。やっぱり予算の問題なのかな…

映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』「脚本微妙だな〜」と思ったけど原作ファンからはゲームの細かい要素の拾いっぷりに「神映画」と讃えられているらしくて、原作をやり込んだ人が楽しめる作品だったんだなって…

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ドイツ公共放送ARDで放映の連続ドラマ「東京VICE」、ヤクザの犯罪を追う外国人記者の話だがドラマは最初の方で脱落。しかし原作者(で記者本人)が出演するヤクザドキュメンタリーは割と面白かった。アメリカが日本の共産化を恐れヤクザ、国粋主義者の児玉誉士夫、戦犯岸をつなげて自民党立ち上げという経緯など、興味深く見た。
youtube.com/watch?v=CivX3rUl1D

めちゃくちゃ凄い話だな

世界初の「歯生え薬」 9月に治験開始 2030年の発売目指す
mainichi.jp/articles/20240502/

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だよなあ…

「ラドクリフさんはインタビューで「家族から隠されたり、拒絶されたり、秘密を抱えたまま生きていたりしていると感じている多くの人が、あの(ハリー・ポッターの)本や映画に慰めを見いだしていた」と語った」

afpbb.com/articles/-/3517628?a

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 GWのこんなにお天気のいい日に仕事をしていても精神衛生上よろしくないので、東京都美術館の「デ・キリコ展」に行ってきた。上野は人でごった返しており、美術館の案内にも、当日券ないかもと書かれていたので入れないかなと思ったけど、印象派展とかに比べるとそこまで人は多くなかった。

 わたしは正直、あんまりデ・キリコのことは詳しくなかったのだけど、いわゆるキリコって言って思い浮かべるキリコ味の強い形而上絵画は長いキャリアのうち一時的に精力的に作成していた感じなのだね。そのあとは古典回帰したりルノワールの影響で印象派っぽい絵を描いたり、晩年はそれらの垣根を取っ払っていろんな絵を描いていたり。

 ただやっぱり印象に残ったのはマヌカン(マネキン)を主題とした形而上絵画で、今回の展覧会でもそれがメインみたいな扱いだったし、長時間見蕩れてしまうような作品が多かった。しかし、反面それ以外は個人的にはあまりピンと来ないものが多かった。

 今週見た画家、アンリ・ルソーの影響を受けていることが多いのだけど、デ・キリコも例に漏れずルソー影響下の絵画描いてて、さすがルソーだ。画家に愛され、歴史に名を残した素人。

Netflix『三体』で特に素晴らしかったのが葉文潔を演じたジーン・ツェンの眼力。この人なら人類を滅亡させようとするだろうという説得力があった。

えっ三体に登場する智子(名前出なかったような)って日本人なのか

主人公の開発したナノ技術が使われるシーン、めちゃくちゃ怖い…

以前「お酒のCMは、アルコール関係で問題を起こされると困るので下戸の有名人しか起用しない」という都市伝説を聞いたことがあるけど、そういう業界ルールも廃れてきちゃったのかな(元々本当にあったのか分からないけど)

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