配信で映画『トーク・トゥ・ミー』。仲間内で流行りの“90秒間憑依チャレンジ”に挑んだミアは、亡き母の霊を見るようになる。同じく憑依体験した親友の弟ライリーは昏睡状態になってしまい…。
想像していたノリの10倍くらい重くてシリアスで気分がずーんと落ち込んだ…。でも面白かった。
A24作品らしくZ世代の若者の心理描写が生々しくて上手い。ネットで常に人と繋がってるはずなのに、なかなか本心は見せられなくて孤独な感じ。なんでも「ノリ」と「ウケ」で流されちゃって深刻な事態を誰も指摘できない…みたいな文化ってオーストラリアにもあるんだ。
鑑賞後「あの場面のあれはこういう意味では」と思い返してハッとするシーンが多々ある。よく出来た脚本だと思う。しばらく見返したくないけど(笑)
陰謀論にはなるべく関わらないようにしてるけど、「加工がある」として公式に撤回されたキャサリン妃と子どもたちの画像、確かにPhotoshop?AI生成?みたいな不可解な箇所が点々とあってゾーッとした………。
てっきり顔色良くしたとかその程度の加工だと思ってた。
イギリス王室は何を隠しているの😭
『お嬢さん』では手袋がメタファーになっているという(秀子は本心を隠しているときに手袋をつけているらしい)
また『パワー・オブ・ザ・ドッグ』でも手袋は重要な意味を持つ。月並みな言い方をすると、「人の温もり」を表現している。先住民から受け取った手袋に触れたローズは涙を流す。有害な男らしさから手袋の着用を頑なに拒んだフィルは……。
手袋は「手」という人と人を繋ぐもの、感情を表現したり他者をケアする部位を守り包み込む役割を持つためか、映画では人の感情の機微を表すことが多いように思う。
その文脈で見ると『キャロル』における手袋も、キャロルの本心や心の一部を表しているとも読み取れる。二人の出会いはテレーズがそれに触れたことから始まる。
イスラエルによる虐殺を批判したメリッサ・バレラと、彼女と一緒に作品
を降板したジェナ・オルテガの心意気に惚れて『スクリーム(2022)』を観たんだけど、すっごく楽しいリブート作品だった。
ジェナ・オルテガの演技が上手すぎて感動した。
再生による収益がメリッサを降板させたパラマウント・ピクチャーズに入るのかと思うと癪だけど…。
「犯人はリメイクかレガシークエルを作るつもりなんだ!!」とリメイクかつレガシークエルの作品で言ってるメタ感が面白い。
姉妹の強い愛の物語でもあって、そりゃこの二人がいなくなるんじゃ続編作る意味もなくなるし監督も降りるわけだよ…パラマウント本当何やってんの…と思った。
殺人鬼役の人が旧Twitterで人気を博していたせいで顔を見た瞬間正体が分かったのがちょっと残念だった(笑)
Netflixで『愛をこめて、キティより(XO, Kitty)』観始めた。傑作ハイスクールラブコメ映画『好きだった君へのラブレター』のスピンオフドラマで、今回は『好きだった〜』の主人公ララ・ジーンの妹キティの韓国留学が描かれる。
※この下にネタバレが含まれます。
学園ドラマ定番の「悪役お嬢様キャラ」ユリはレズビアンで、大好きなガールフレンドがいるのに大企業経営者の両親の目を気にして本心を隠す姿が切ない。彼女は後半でキティと恋に落ちる?らしい!
ユリとジュリアナカップルがめちゃくちゃ可愛い🥹(このあと別れちゃうのかな…)
あと、『好きだった〜』で描かれた「キティは人の恋を実らせるキューピッドの役目をするのが得意」という設定が活かされている所が良い!映画の二作目と三作目より面白いかも。
ユリは金に物を言わせるし、デイは金と地位のためにキティを裏切るし…で好感抱けるか不安だったけど、二人とも止むに止まれぬ事情があるので憎めなくなってきたところ。
Twitterにも書いたけど物足りない気持ちもある
https://twitter.com/lemo69883657/status/1675422442377068544?t=MB60t7X3m9MeN5ejSYG3ew&s=19
洋画/洋楽/読書/フェミニズム/LGBTQの権利全般/トランス・ノンバイナリー差別に反対します
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