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紫式部について色々読んでいると、不可避的に清少納言にも行き当たる。清少納言は自分の優秀さを隠そうとしない「わきまえない女」で、それゆえに白い目で見られたり悪口も言われていたらしい。

主人の定子を女神のように崇め、女房生活を謳歌した清少納言。一方、ずっと宮中を自分がいるべきではない「あらぬ世」のように感じ、女房であるとはどういうことなのか、女性として生きるとはどういうことなのかと現実を見すえて批評する眼差しを持っていた式部。二人はまるで陰と陽の関係。どちらも素敵でどちらも魅力的。

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