※悲恋※ 02ボツねた途中まで+ボツ理由。
ボツねた!
駆け落ちごっこ遊び→仮タイトル:「駆け出して、今夜」
超途中までです。書いてるうちに駄目だ~ってなった。
驚く事に下手したらこっちが展示用SSでした。
***
夜の巡回を終え、愛馬を厩へ預けた帰り道。
月明かりの下、佇む影を見つけた私は思わず声を掛けていた。
「殿下……?」
「ニケ。遅かったな」
漆黒の衣が翻る。草を踏み分ける音が近づいて、殿下が私の前で足を止めた。
口ぶりから察するに、彼は私を待っていたらしい。けれど何故。
理由が思い当たらず見上げた瞳は、ただ静かに私を見ていた。
「駆け落ちして欲しい」
「は……?」
思い切り殴られたような衝撃が脳を走る。言葉の意味が理解できず、呆けるばかりの私の手を無骨な手が包み込んだ。
「――っ」
「ニケ」
咄嗟に手を払って距離を取る。不動の瞳は僅かに揺らぐがそれだけで、黒い瞳に浮かぶ感情の色は知れない。
けれど、彼の本気は伝わった。
厩に居るはずの天馬が翼をはためかせて舞い降りる。額に角のあるその馬は彼の愛馬。鞍には荷物が繋がれている。
一歩彼が踏み出して、私は一歩引き下がる。
薄い唇が開く寸前、遮るように短く叫んだ。
ろっかさんの貴族結婚🆗話楽しみ
0→←2軸な02、金髪男添え妄想
騎士団の野営、ニケが調理担当になったんだけど料理が少し焦げちゃって。
当然彼女は焦げた所を自分の分にするんだけど、そこに現れた殿下はニケの手元の料理をみるなり「お前はこっちを食べると良い」とか言って自分のお皿と取り替える訳ですよ。
ニケは当然顔を青くして「とんでもない!」って制止するんだけど聞く耳持たずに黒ずんだ料理を口に運んで咀嚼する殿下。
殿下の後ろには実は6も居て、ニケは6に頼むから止めてくれと訴えるんだけど何故か彼は動かない。
そうこうしている内に食べ終えてしまった殿下になんて物を食べさせてしまったんだと謝ろうとしたニケが口を開く前に涼しい顔で「美味かったぞ」って言っちゃう殿下。
ニケの顔色は青から赤へふわりと変わって、6は満足そうな従兄弟と存外分かりやすい年下の友人の恋路を微笑ましげに見守っていたのでした。
みたいな妄想(◡ ω ◡)
成人済み。
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