スティーブ・ヴァイがかつてバンド形式で活動したソロ・プロジェクト「VAI」が唯一残したアルバム『Sex and Religion』のボーカルとして若干21歳で彗星のように現れたデヴィン・タウンゼンド。
恐るべき歌唱力と超一流の演奏陣(スティーブ・ヴァイ、T.M.スティーヴンス、テリー・ボジオ)に全く引けを取らぬパフォーマンス(あとギターも卒倒するほど上手い)でロックファンに衝撃を与えた天才児も現在は53歳。
一時期アル中で死にかけたり色々あったけど、あったけど!元気にも程があるだろこの才能の塊は!
タイトルに惹かれて本日リリースされた最新アルバム『PowerNerd』を予約してダウンロードして今聴いてるんですけど、すげぇ。
「いつも色々考えすぎてしまうから」
と2週間余りでトラックダウンしたそうで、この人の作品は密度が濃すぎる(才人あるある)ので、確かに詰め込まない方がちょうどいいかな、と思ってたんで興味が湧いて久しぶりに聴いてみたら、まあ予想を大きく上回って天才でした。
AメロとBメロでジャンル変わっちゃったりしてるけど歌としての完成度がめちゃくちゃ高い。(↓一例)
https://www.youtube.com/watch?si=M8m_WEYbf6YKAape&v=IypFEGztl-4&feature=youtu.be
自分の才能を持て余していたような時期もあったけど、イイ感じで歳を重ねたんだなあ…。